2007年11月19日月曜日

フラメンコヘアーを作ろう!

フラメンコのヘアメイクについて

今日はフラメンコの髪型についてお話しようかと思います。

まず、一番基本的な髪型がモニュと言われる髷です。バレエのシニヨンと違い、大体耳くらいの高さかもしくはそれより下に髷を作ります。ソンブレロ(帽子)を被る時は、あまり高い位置に髷を作るとソンブレロが被れなくなってしまうので、かなり下の方にモニョを作りましょう。そして、シニヨンとは違い、モニョは丸いお団子型ではなく、縦の楕円形、エクレアの様な形をしています。

モニョの作り方ですが、まずブラッシングをした後、髪全体を水で十分に湿らせ、その上から整髪ジェル(デップ等)を付け、耳の後ろの辺りで一つに束ね、黒いネットにまとめた髪を入れます。髪が短い人は多分、ネットが余ってしまうので、あんこやヘアピースなどを入れて、ネットに隙間が出来ない様にしましょう。黒いストッキングを入れるという方法もあるのですが、ヘアピンがしっかり刺さらないので、あまりオススメ出来ません。ネットにかみを入れたらネットの端と髪をヘアピンで留めて型崩れしない様にします。そしたら、モニョの両脇を押しながら、モニョの形を縦に伸ばし、エクレア型にして、完成です。

髪が長くてネットの入りきらないという人はまず一本の三つ編みを作ってそれをくるくるとまいてお団子を作り、それにネットを被せる様にすれば良いでしょう。モミョを作った後、試しに頭を振ってみて、まだモニョがぐらぐらする様だったら、もう少しヘアピンを刺してしっかりとモニョを固定させて下さい。シャギーなどが入っていて、短い毛が出てしまう場合はジェルでまとめるか、小さいヘアピンで留める様にして下さい。ヘアピンはバッテン(×)に留めると外れにくいですよ。

他の髪型は一本三つ編みやポニーテイル、前髪だけ結んで後は垂らすといったものがあります。ただし、ポニーテイルや髪を下ろした髪型はストレートだとアジアンチックになってしまうので、あらかじめパーマをかけておくか、ロッドやカーラーで細かく髪を巻いた方がいいでしょう。フラメンコにア○エンスは似合いませんね。

髪を整えたら、花やペイネタ(飾り櫛)を刺しますが、これらは髪にしっかり留めないと踊ってる最中に飛んでいってしまうので、注意しましょう。

まず、花の留め方からいきましょう。まず、茎の先端を髪の結び目等にしっかり刺し、茎の部分はUピンで留め、花びらや葉っぱの部分を何カ所か普通のヘアピンで留めます。

次にペイネタですが、まず櫛の足(刺す部分)に櫛と同色のゴムを巻き付けてから、髪に刺します。そしたら、足と足の間のゴムの所にヘアピンを刺して、固定します。

花もペイネタもモニョ同様に試しに頭を振ってみて、しっかり固定されているか確認しましょう。

とりあえず、モニョだけは絶対に作れる様にしておきましょう。